産後の仕事復帰体験談:育児とキャリアの両立のポイント

33歳女性産後復帰で余裕がもてた話

私は30代で6歳男児の母親です。

家事や家族のケアに忙しい日々です。

ですが産休復帰した時を思えば、今の生活はとても楽になったなと感じています。

社会人として数年が経過し、仕事も一人でこなせる専門的なものが増えてきていた時期でした。

ほどなくして妊娠が発覚しました。

私は妊娠中に体調がすぐれないことが多く、急きょドクターストップになってしまいました。

通勤には1時間ほどかかっていました。

医師からはこれ以上の通勤は早産の危険が高まるからとの理由で診断書が出て、仕事へはある日突然いけなくなって今いました。

職場へは早めに妊娠報告していたこともあり、引継ぎは大きなトラブルはありませんでした。

私は両親がずっとフルタイムで共働きだったため、仕事をしながら働いていくことへの抵抗はなく、むしろ出産で仕事をやめるという選択肢が自分の中にはありませんでした。

職場がベンチャーだったこともあり、女性の活躍を後押しするために産休育休制度の改革を大幅に進めてくれていたので、復帰することは可能でした。

ですが実際に復帰してみると2つの問題にぶつかりました。

1つ目は自分の体調やメンタル面でした。

子供が9か月で復帰したため、まだ夜泣きがありぐっすりは眠れない状態。

それでも朝5時には起きてバタバタと出勤する目まぐるしい日々でした。

睡眠不足と復帰後に任された新しいプロジェクトで神経が擦り切れ、家族と言い争う日々が続いていました。

2つ目は職場に時短勤務をしている社員がいなかったため、自分だけが早く帰ることへの罪悪感がありました。

仕事はちゃんと努力はしている。

でも周りの職員から見たら私は優遇されているように見えているのではないか。

などと、自分で妄想を膨らませ時短勤務で迷惑をかけているような気持ちでした。

以前の私は仕事では自分の意思を持って上司にも掛け合うガッツみたいなものがありました。

しかし、復帰後は周りに気を遣うあまりに、今の私の存在は会社の迷惑かもしれないという思いがこみ上げてきて、上司や同僚に対して自分の意見を言うことが怖くなっていました。

居場所がもっと無くなってしまうのではないかと不安だったのだと思います。

その数年後には私と同じように職場復帰する方が増えて時短勤務者も増えました。

社歴の長い方が産後復帰されたこともあり時短勤務でも遠慮せずに仕事をしてよいのだという風土が出来上がっていきました。

私が産休から復帰した1年くらいの時期を思い返して、その時の私に今の私からアドバイスできることがあります。

それは苦しんだことも全部その後に役に立っているから大丈夫だよということです。

大手を振って歩き、自分の仕事に酔っていた時代よりも、復帰後に謙虚になって仕事した時期があったおかげで、仕事上のトラブルにも冷静に広い心で対処できるようになりました。

苦手な人間関係でも、自分が一歩引いて仕事できる余裕もできました。

あの時ぽっきり折れたプライドのおかげで気持ちよく働けるようになりました。

人生100年時代になった今、働く時間はとても長い。

ちょっとくらい谷におちても大丈夫。

またかならず気持ちが上向きになってきますよ。

37歳女 一人目出産後に同じ会社の別部署へ異動となり苦労した経験談

現在、3人目を妊娠中の専業主婦です。

以前、正社員で8年勤務した会社で、1人目の産休、育休を取得した後に仕事に復帰した経験があります。

会社や仕事はそれほど好きではなく、子育ての方が自分にとって重要で大切にしたいことではありましたが、復帰を選びました。

会社に穴を開けて休暇を取り、社会保険の産前産後や育児休暇手当を受け取る以上、復帰しなければ不義理だと考えていたので、子どもの預け先が決まれば復帰は逃れられないと思っていました。

そして、子どもが一歳になる頃に保育園を探して、会社に自ら復帰希望の連絡をしました。

会社側としては歓迎という体裁で、休職前の部署とは全く異なる業務の時短勤務を言い渡されました。

具体的には人事担当から、営業支援かつ雑多な業務を包括して行なっている部署に変わり、勤務日も平日のみから土日を含むシフト勤務に変わりました。

その異動に関しては、好ましくなかったのですが、本社勤務であるだけましだと思い我慢しました。

特に月末、月初には勤務時間が夜遅くまでの長時間になってしまうことが苦痛でした。

土日出勤の時には主人と義母に、平日夜遅くなる時は義母に一日中子どもを預けることにしました。

当時はやむを得ない事としてなんとか乗り切りましたが、今から考えると会社からの扱いとしては不当ではないのかと思います。

それほど規模の大きくない社員数が300人台の、オーナー社長の会社で、社員の満足度がそもそも高くない会社でしたので、少々の我慢は避けられないという通念的なものがありました。

その後、担当した業務はなくなり部署が廃止されるという、社員にとっては不合理と思われる事態があり、私自身は広報系の部署へ異動となり、約8ヶ月間の苦難が終わりました。

しかしその後もたまに出張などが入るプロジェクトへの参加や、社長秘書の補佐などという無茶振りともいえる業務が舞い込み、ついに会社に嫌気が指して退職に至りました。

休暇の前後で勤務内容がどのように変わるのか、産後復帰の際はどれほど勤務時間や態勢を考慮してもらえるのか、よく確認して復帰を決めるべきであるとは思います。

そうしなければ、振り回されて仕事も育児もどちらも中途半端なことしかできない、というジレンマに悩まされ兼ねません。

しかし、転職しても良い条件の仕事は難しい現実もあると思いますので、結局はどれほど家族や周囲のサポートを得られるかにかかってくるのかもしれません。

40歳産後に仕事復帰して慣れるまで大変!

40代の派遣社員でエンジニアとして勤務しています。

出産後も同じ派遣先へ職場復帰することができたので、産後も仕事復帰して働くことにしました。

保育園は1歳2ヶ月目から預けるようにしましたが、なかなか保育園が決まらず、最初は市の認定保育室へ4ヶ月間預けることにしました。

そして認可保育園への入所待ちとなったので、その期間は認定保育室を利用するなど色々と活用することにしました。

自宅と職場のちょうど中間点に認可保育室はあるので、そこへ途中下車して子供を預けてから仕事へ行くようにするなど、けっこう大変でした。

やはり最初は、大泣きして私も仕事に集中できず、子供の様子が気になっていてもたってもいられないような気持ちになりました。

そして4ヶ月間通ったあとに認可保育園に入園が可能になったので、自宅から近い保育園へ通うことになりました。

また新しい保育園に慣れるまで、少し時間がかかりましたが、楽しく通うようになったなぁ~と思っていた頃、子供はよく保育園で病気をもらってくるようになり、お腹の風邪になったときは、家族全員うつったので大変でした。

やはり保育園に預けて働くのは大変ですし、かなり子供も日常的にストレスを感じる部分が大きいので、病気で休むことも多くなり、月に半分ほど休んで看病することもありました。

子供が小さいと体力もないですし、かなり子育てしながら仕事をするのは大変だと実感しました。

子供が4歳になるとだいぶ病気をしなくなってきたので、以前と比較してもだいぶ強くなったなぁと感じる部分が多くなりました。

子供も次第に免疫力がついてきたことが大きな利点になっていると感じています。

なので、子供が4歳になるまでは、保育園で風邪をもらってきたり感染症など様々な病気をもらう頻度が高くなるので大変な部分があります。

園生活は楽しいようで様々な行事もあり、子供は1日楽しく過ごすことができ、一人っ子ですが人見知りすることなく多くのお子さん方と交流するので楽しいようです。

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