産後の仕事復帰体験談:育児とキャリアの両立のポイント

33歳女 育休期間中の早期復帰と働き方の変化

私は子どもが5ヶ月の頃に、職場復帰をしました。

子どもが一歳を迎えるまでは、育休をとったほうがいいのかなと思っていましたが、保育園事情やキャリアへの不安、経済的な心配から、産前から早期の復帰を決めて保育園へ申し込みをしていました。

子どもがうまれてからは、とにかく子供中心の毎日。

大変だけれど、日々子どもと過ごせることに幸せも感じ、事情はあったものの、早期の復帰を決めていたことに少し後悔もありました。

「こんな小さな子を保育園に預けるなんて」と、罪悪感もありました。

けれど、今保育園を逃すとその先預け先を見つけるのにとても苦労することも目に見えており、後ろ髪をひかれながらも職場復帰をしました。

復帰後は、授乳が今までのようにできず、搾乳も上手にできず、乳腺炎に頻繁になる日々。

保育園に迎えに行くと泣いている子ども…メンタル的に辛かったです。

ただ、次第に子どもが保育園に慣れ始め、私も仕事のある生活に慣れた頃、やっぱりこの時期に復帰してよかったと思い始めました。

これがきっと私たちのタイミングだった、と。

復帰後は休みの日に子どもを連れて職場に顔を出すようにしていました。

そうすると、子どもが熱を出して休まざるを得ないときに、◯◯さんの子どもが熱を出した、ではなく、■■ちゃんが熱を出した、と捉えてくれる印象でした。

実際に会っている子だと、周りも思いを馳せやすいのかもしれません。

今でも時短勤務ですが、働き方も変わりました。

「仕事が終わらなければ残業で」というわけにはいきません。

だからこそ、限られた時間でクオリティを出す事が大事です。

そう思うと、俄然向き合う仕事への集中力が高まります。

これはとても意味あることです。

仕事を持ち帰らなければ、子どもと関わる時間も増えますし、仕事面でも「時間内にきっちりと仕事をしてくれる」と評価もでてきます。

休まざるを得ないときも、「普段がんばってるんだから、少しでも休んで」と声をかけてもらったこともありました。

色々と制限がありデメリットも多いように感じる産後の職場復帰ですが、働き方については身をもって職場に提案できることがあるように思います。

次に続く産後職場復帰者の励みにもなれたらと感じています。

31歳女保育園に預けての勤務は大変

現在31歳の1児のママです。

1歳6か月の男の子の子育て中です。

息子は早産で産まれたので、しばらくは仕事をせず、のんびり子育てしようと思っていました。

息子が生後6か月を過ぎたとき、義母から「うちの地区は待機児童もいるっていうから早めに行動するように、1歳すぎたらはたらくよね?」と言われ、何も言い返せず、仕事復帰を考えるようになりました。

もともと管理栄養士として働いていたので、その分野でのお仕事を探しました。

探している最中に元の職場(妊娠を機に辞めた職場)から連絡があり、戻ってこないかと誘いを受けました。

周りの子育てしている友人から、保育園行くようになると呼び出しが多くなるから、すんなり帰らせてくれるような職場がいいよとアドバイスされていました。

元の職場なら知っている人もいるし、気心も知れていて、全く新しい職場へ行くよりはいいのかなと思い、戻って働くことにしました。

仕事復帰前には、毎日子供とだけ過ごし、社会から除外されるような感覚があったのですが、実際働きだすことで、社会との関りができ、まともに言葉が通じる相手と話せることが楽しかったです。

ですが、うまくいかないことも。

息子は保育園で何かしらの菌をもらってきて熱ばかり出していました。

保育士をしている友人からは2~3カ月すると大体の子は落ち着いてくるよと聞いていたのですが、その期間を過ぎても全然よくならず、保育園で感染症が流行ると当然のごとくうつされて帰ってくる。

そこまでは理解できましたが、何もなくても熱を出すように。

仕事もいかなきゃいけないのに、、、と私はストレスがたまりました。

また、保育士の友人から聞いたのは、大体3歳になるとどっと園児が増えて、保育園に入りづらくなること、1歳は比較的入りやすいけど、おもちゃをなめたり、お友達との距離感が近かったりして感染症をもらいやすいこと、そのことを踏まえると2歳児入園がおすすめと聞きました。

義母に言われるまま、仕事復帰をしてしまったことを正直後悔しました。

もう一年働かずに見ててあげればよかったかなと思いました。

現在は仕事をやめ、息子も健康になったら再入園を考えようと思ってます。

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私は現在30歳の地方で2人目の育児のため、専業主婦をしています。

24~28歳までIT会社の総務事務をしていました。

25歳の時に妊娠したのですが、その当時恥ずかしながら生理は順調にきているから、ときっちり計ることをしていなかったため妊娠がわかった時には3か月目に突入していました。

部署には総務事務1人と経理2人。

私が産休をとると経理に迷惑をかけてしまうのではないか…ととても動揺したことを覚えています。

幸い、社長は強面ではありますがとても社員のことを考えてくれており、特に福利厚生には力を入れている会社でした。

妊娠したことを社長へ報告したとき、何と言われるか緊張していましたが「妊娠したので産休育休をとりたいです」と伝えると「ほんと?おめでとう!OKです」とあっさり承諾してくださいました。

それだけではなく「休みの間、新しい総務の人を入れるから求人だすのよろしくね。

復帰したらどんな働き方したいとかあるの?」「短時間勤務が希望なんだね、OK。人手足りてる?」「足りてないなら総務2人、経理2人の体制に変えようか」と、今後のことについてもしっかり話し合いをしてくださり、安心して産休育休に入れました。

当時、お腹の中の子の彼と色々あった私には子供のためにも仕事を頑張る!という理由と、その環境があることには本当に支えになりました。

心の面だけではなく、産休育休中には社会保険から給付金がでます。

金銭面でもとても支えられました。

育休産休が明けて実労働7時間の短時間勤務で正社員として復帰できました。

仕事に戻ると、私が作った1年間を通しての作業マニュアルを使ってなんとか回っていて安心しました。

このマニュアルのおかげで子供が登園禁止の病気になった時、もう1人の総務の方にお願い出来て大変使えました。

また保育園から呼び出しがあった際にも、早退の旨を報告するとすぐに退社できました。

8カ月から保育園に入れたので毎朝保育園に行くのが当たり前で、保育園が大好きで週末には保育園が休みでがっかりするほどです。

笑後悔していることは、社員旅行が毎年海外ですが3泊5日も家を空けれるわけがなく、子供を産んでから社員旅行に行けないことが残念でした。

みている人にアドバイスがあるとしたら、ハローワークの求人票には「産休育休取得実績有り」の会社へ入ることをお勧めします。

ただ、実際に取得して円満かどうかは面接のときに必ず聞いて担当者がいい顔をしていればその会社は本当に産休育休をとってでも長く勤めてほしいと考えている会社ですのでそういったところへ勤めることをお勧めします。

授かりものですから、それを阻害しようとする会社は害でしかありません。

仮に休みが取れたとしても、復帰後のケアまでしっかりしているところでないと、2人目3人目の妊娠の時にまたやり取りをしないといけません。

それがストレスになって長く勤めることができません。

転職時は求人票をチェックするのが必須です。

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