産後の仕事復帰体験談:育児とキャリアの両立のポイント

29歳女流れに任せて仕事復活でポンコツ人生

私は美容師です。出産前までは東京都の青山で正社員として働いていました。

朝早くから夜11時くらいまで働き、
10連勤は当たり前でした。

ある時妊娠が分かりました。

立ち続けの仕事という事もありひどく体調を崩しました。

仕事のキャリアの事は一旦捨てて、あきらめて、というか赤ちゃんを必死で守るため仕事の事は何も考えられずに慌てて退職しました。

途中入院もしましたが、無事出産をしました。

出産後は子育てに追われました。

夜はろくに眠れないですし、私はたまたま出産直後歩けなくなってしまい、大変苦労しました。

出産後半年位経ち、私の体も一旦回復したころ、知り合いから仕事のヘルプを頼まれました。

これをきっかけに単発で美容師として働くことが増えていきました。

一度仕事を引き受けると、次から次へと仕事が入ってきてしまいました。

知り合いからの仕事は断りづらく、
1週間連続で入ったり、1ヶ月けい契約をしたりと期間が延びていきました。

最初は子育てのストレス解消でした。

仕事は体力は疲れますが、精神的にはリフレッシュしました。

ただ、契約期間が延びると、家庭に負担がかかります。

働いたお金は子供の保育代に消えますし、
子供はママといられないのでぐずります。

家事も十分できません。

働く意味はありませんでした。

また、保育園も結構契約と違うことも多く、制限も多いです。

保育園との付き合いも
ママさんにとっては大変負担です。

それでも週4,5回パートとして復活しました。

今思うとよくやったなと思います。

若いから体力が続いたのかもしれません。

それでも仕事中急にお腹が痛くなり救急で運ばれたりしました。

体のあちこちが病気になりました。

働いたお金は保育代と病院代に消えました。

後悔している事と言えば、自分の家族を犠牲にしてまでなぜ仕事をしてしまったのだろうという事。

子供も預かり時間が一番長く、情緒不安定になりました。

私は病気をしたのをきっかけに、パートを週1,2回に減らしました。

そうすると、子供の情緒が安定しました。

これでよかったのだと思いました。

今は保育園無償化や働き方改革などで女性も子育てと仕事の両立がしやすくなってきたのかも
しれません。

でも、私は未だに正式に仕事復活をしてません。

やはり負担が大きいからです。

たまたま手に職で、仕事はいつでも拾えてしまったのが、逆に子育てとの両立を考えられなくなりました。

祖父母が助けて下さってるママさんは楽に仕事をしています。

でも、それがないなら、ママ自身が自分で工夫や妥協をして生活していくべきです。

夫も頼りになりません。

自分の母(子供の祖母)やきょうだいに相談したほうがよいです。

皆やってきている事なので何とかなります。

きっと今の時代だと、自分のキャリア、子育て、家庭の事全て上手にこなしている方も
いると思います。

35歳 女性 仕事で育児のストレス軽減

ホテルのスパでセラピストの仕事をしています。

30代で娘が1人です。

今の職場に入社して3年目に妊娠が分かりました。

仕事が肉体労働で食事時間や休憩時間も定まらないし、基本的に普通の事務仕事などに比べると断然勤務時間も長く、さらに言うと私は初めての妊娠、出産だったので特に母親からは職場に復帰することを反対されていました。

接客業だったと言うこともあり、職場の仲間とよりも顧客様とのつながりがとても深かったので、妊娠中途中までは仕事をしていたのですが、その後本格的に産休に入った時も出産後も、自分の担当していたお客様の事は常にどこか頭にありました。

フルタイムで働いているときは常に動きっぱなしで次のことを考えたり、接客中は施術だけでなく人と話すことも仕事の1分で、体も頭もフル回転と言う感じでした。

出産後、娘の事はもちろんすごく可愛いのですが、娘の世話だけに集中することが自分にとっては反対に辛いことでむしろ仕事をしたい、接客に入りたいと言う気持ちを強く持つようになりました。

家族や職場と相談して、定期的に自分の所へ通ってきてくれていたお客様にだけ入るところから復帰しました。

1日に1人か2人のみの施術に入り、週に2、3回短時間の勤務から復帰しました。

実母は私の仕事復帰には反対だったのですが、若干産後うつになり始めていた私が仕事に復帰することでしっかり気分の切り替えとなり、育児や家庭で家事に専念している時も以前より元気に楽しそうにやる姿を見て職場復帰させて良かったと言うようになりました。

義母のほうはもともと私の職場復帰に賛成してくれていました。

お義母さんも自分が専業主婦ではなく働きながら息子を育てたので、反対に仕事復帰することでいろいろなことにメリハリがつき生活のリズムが取りやすくなると言うことを実感していたそうで、冗談で出産を終えると仕事がいかに楽で自分のことだけに集中していればいいかわかるようになるわよなんて言っていましたが、本当です。

その人の性格によると思いますが、私はもともとフルタイムで働いていた人は仕事に出ることで反対に育児に対してのストレスも軽減する強い以前より仕事ができると言うことに対してのありがたみもわかり、双方に良い結果をもたらすかと思います。

31歳女性、出産後に過去の経験を生かして、接客業に就職しました

妊娠、出産前は、駅ビルの、お土産売り場で、接客業をしていました。

お店で働いていた期間が長かったのと、最初は、アルバイトで入ったのですが、途中から、正社員として雇用されることになり、お店の店長として働いていました。

28歳で結婚、30歳で出産を経験し、1年間は、子育てに集中していたのですが、やはり、外に出て働きたいと言う気持ちと、収入が欲しい気持ちとが、私を焦らせ、子供が一歳になるのと同時に、就職先を探し始めました。

というよりまず、1歳を目前とし、1歳になるまでには、保育園探しをし、空きがないところを、なんとか見つけ出し、保育園に預けるのが正式に決まった上で、私の新しい就職先を探し始めることができた、という感じでした。

近所のスーパーで、隣接してあるケーキ屋さんの販売の社員を募集していたので、今まで過去にやっていた、接客販売の経験が、よく生かせるだろう、との一心で、すぐに面接を申し込みました。

面接時には、私の経歴ややる気には、とても褒めてはいただきましたが、やはり子供がいるので、もし子供が病気の時に、保育園に預けられない場合はどうなるのか、という問題になり、一旦面接は、中止になり、全て保留になってしまいました。

私は、病児保育など、施設やカリキュラム、また、子供が病気の時は、病児保育先に預けるにはどのような感じか、など全て調べた上で、働けそうであるということを全て明確にし、また再び、ケーキ屋さんに連絡しました。

そうすると、働ける許可をもらうことができたのです。

やはり子連れだと、自分は働きたいという気持ちでいっぱいであっても、就職先の方向性なども、それぞれ違うので、それらを把握した上で、自分の希望や行動を見直す必要も出てきますし、働くということは、なかなか大変で難しいということを感じました。

実際、子供がお熱などで、病児保育に預けるのは、かなり心が痛いですが、子供が過ごしやすく生活するために、母親業を頑張るしかない、と心に決める毎日です。

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